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自傷行為をして悩んでいる人はまずは自分を責めない事、そして、周りの人に相談する事、周りの人は責めずに話をゆっくり聞いてあげる事が自傷行為をやめるきっかけになります。
□自傷行為とは?□
自分で自分を傷つける、手首を切ったり腕を切ったり、髪の毛を抜くこと、爪をむしってしまうことなど、このような行為を自傷行為といい、中には病院へ運ばれる方もいますし、出来てしまった傷がなかなか治らないという方もいます。ストレスがたまった時の発散方法を見つけられず、その方法が自傷行為ということに向かってしまうという方は、何度も自傷行為を繰り返してしまいます。
自分を気にしてほしい、もっとかまってほしい、という思いでしているのではありません。もしかすると、もっと自分に注意をむけてほしいというSOSとして自傷行為をしている方も中にはいるかもしれませんが、パフォーマンスとしてやっているわけではないのです。
□自傷行為をする時は何を考えているの□
一度、自傷行為をして、それでストレスが発散できたかというより、「これをすることによって自分を落ち着かせる、守る」という考えが頭の中にインプットされてしまい、ストレスがたまったり、何か嫌なことがあると自傷行為に向かってしまうのです。自傷行為をしてしまった後は後悔してしまいます。何でまたやってしまったんだろう、また迷惑をかけてしまう、やめようと思ったのに等々です。自分を傷つけている時はあまり考えないのですが、終わった後我に返った時に後悔してしまいます。
家族やまわりの人は心配して、もうやめなさいと忠告すると思います。本人も良くないこととは理解しています。例としてあげるなら、リストカット、アームカットをしてしまった腕には、傷が残り、夏になっても半袖を堂々と着ることができません。温泉にも行きづらいです。傷口から菌が入ってしまったら、かゆみも我慢しないといけなくなります。傷つけた本人は身をもってわかっています。しかし、それでもなぜなかなかやめられないのでしょう。
体がストレスを感じたら自傷行為をする、ということを覚えてしまっているからです。またやってしまったら、「自分は今、ストレスを感じているのだな」と思う程度にして、無理に制御しないということも方法として一つではあります。自傷行為をやめる方法としては、インターネットでもいくつか紹介していますので、一度ご覧になって参考にしてみるのも良いと思います。
□自傷行為をやめる為には□
やはり、自傷行為を繰り返すことの先には明るいことはありません。体につけてしまった傷は、すぐに消えるものと消えないものがあります。痛みも伴います。癖のように、直したくてもなかなかうまくいかないというのと同じです。自傷行為をしている方が、まわりにいらっしゃるのであれば、一緒にストレスの発散方法、自傷行為したくなった時にストップできる方法を考えてあげてください。すぐにはうまくいかないかもしれません。しかし、そこで責めたりせずに、今度はやめてみようねというくらいの一言をかけるだけでも良いと思います。
自傷行為をしないことができれば良いのですが、どうしても繰り返してしまうということで悩み、苦しんでいる方もいます。自傷行為がやめられても、また月日がたってやってしまったという方もいるので、やめられている日が続いていても油断はできません。また自傷行為をしてしまう可能性はあります。今、自傷行為をしてしまう自分に悩んでいる方がいたら、まずは自分を許し、主治医やカウンセラーに相談して、一人で悩まずに誰かと一緒に自傷行為をなくしていける方法を考えていければ良いと思います。まわりの人はどんなサポートが必要か聞くのも良いでしょう。自傷行為をしている人を責めるのではなく、話を一度聞いてあげてください。
□自傷行為を繰り返す人の仕事までの準備を支援する就労移行支援□
自傷行為を繰り返す人はうつ病などの何らかの障害がある場合がございます。
そこで障害者の働くまでの支援をする
manaby二日町事業所は2016年9月に開所致しました、
2017年6月、統合失調症、うつ病、発達障害、不安障害、双極性障害、アダルトチルドレンなどの障害の方が15名ほど通所しています。
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