7年前に脳出血で倒れて以来、左上下肢に障害が残りました。
片麻痺の障害者でも出来る事を考えた際に1番最初に思いついたのがPCを用いた仕事でした。
その後、学校に通いPCの勉強をして事務職の仕事に就くことができました。
ですが、その仕事中に突然のてんかん発作が起きて倒れてしまい救急車で搬送されてしまいました。
しかも2度・・・
せっかく就けた仕事でしたが、2度の発作で会社に多大の迷惑を掛けてしまいその負い目と、また発作が起きて迷惑を掛けてしまうのではないかという恐怖と不安で過呼吸になったりもしました。
周囲の冷たい視線に耐えられなくなり、精神・肉体的にも追い詰められて結局辞めてしまう事になってしまいました。
仕事を辞めた後も、いつ・どこで、どのような発作に突然襲われるのかという不安と恐怖が常に付きまといました。
そのような中、ハローワークで近所に障碍者の就労を支援をする事業所あるということを聞き、そちらの就労支援事業所では1年間。PC・ビジネスマナー・就職活動の訓練を行いました。
その間、2度の面接をしましたが残念ながら就労へと結びつくことはありませんでした。
どちらも障がい者専用求人でしたが、てんかんの発作が理由で仕事を辞めてしまった事が最大のネックだったようです。
後からで知った事ですが実際の所、てんかん患者の離職率は高いそうです。
より良い治療、完治を目指して岩沼市にあるてんかんの専門病院であるベーテル病院に入院することが出来ました。
4か月の入院期間、薬の調整を中心に、ありとあらゆる高度な検査・治療を受けられました。
その甲斐があり、4か月の入院期間調整でで身体に薬がピッタリと合ったのでしょう。
今までにない程、体調が良くなりました。
その自信から前を向き、再出発をするべく就職活動をする決意を固めWEBで働く、在宅ワークを目指すなどを打ち出している障害者の就労支援事業所を捜し「manaby二日町事業所」を見つけました。
最初に目についたのが私のやりたかったWEB・HPの作成が学べる。
在宅での就労が目指せるという事。
迷う事無く即、事業所に電話をしました。
是非利用したい旨伝え、まずは見学をさせて頂く為に事業所に直接行ってみることになりました。
地下鉄「北四番丁駅」を降り徒歩で2~3分と利便性も最高です。
事業所を見た私の第一印象は、広くてきれい。
一人一人の訓練スペースは、仕切りがあり、それでいて十分なスペースがあって集中をして訓練がが出来そうだとなぁと感じました。
実際の所、メンバーのみなさんは黙々と訓練をされていました。
初めてで緊張しているわたしを所長を始めスタッフの皆さんも、笑顔で気さくに声をかけて下さり少し、ホッとしました。
私にだけではなく、訓練をされているメンバーさんとのやりとりを見ても同様で、アッ
トホームでとてもあたたかな空間だなあという事が伝わってきました。
見学ではありましたが、その場で利用する決意を固めました。
見学が終わりそのまま利用の手続きをするのために区に役所に足を運びました。
ホームページを作る訓練内容とは?
晴れて訓練に参加出来ることとなり、私の希望であるHPの作成訓練は、「WIX」と
いうウェブサイトビルダーを操作方法を動画で教えてくれるタブレットを横に置き見ながら、教えに習って進んでいくという形で、解らない所は戻って見直し確認する事も出来ます。
勿論、スタッフさんが詳しく丁寧に教えて下さいます。
レクレーションもあります
通常は個別ブースでもくもくとパソコン訓練をしますが、金曜日の午後は講義の日で、
支援員が交代でカリキュラムにはないお話をしてくれます。
土曜日は月1~2回、コミニケーショントレーニングの一環で人気の飲食店に行こう!という楽しい企画があります。
今回は「台湾まぜ蕎麦」を食べようという企画で、青葉区中央の風来坊にいきました。
参加者は3名+支援2名でわいわい台湾まぜ蕎麦の感想を言いながら食べました。
美味しいだけではなく、食べた後の感想をライティングとして提出する、パソコン訓練も含まれているイベントでした。
事業所から500円カンパがでるのでお財布にも優しく、ライティングも学べて一石二鳥です!
みなさんも是非、manaby二日町事業所に通ってみてはいかがでしょうか?