11月11日、宮城県庁で行われたみやぎケアフェスタ201
~ケアの未来、介護の魅力~に参加をしてきました。
このケアフェスタの目的は、介護に関する落語、アーティストによるライブ、演劇、
フォトコンテスト、福祉用具の展示・体験等を通して介護に対する魅力や理解を深める
事を目的とした年に1度の祭典です。
当日は、スタッフさん2名と私の計3名で会場である県庁まで徒歩で向かいました。
風がとても強く、屋外に並べられたテントが強風で飛ばされないようにとみなが必死に
テントを抑えていました。
介護福祉士、養成校の学生による屋台村が出店される予定だったので気になりましたが、中止になったようで残念でした。
屋内でも多くのイベントやコーナーがありました。
サンビューバンドが「あまちゃん」で踊る男性達
まずは1階のステージで、病院関係者によるサンビューバンドが「あまちゃん」の楽曲を演奏をしていました。
ほぼ満席の会場では、熱狂的男性ファンが最前列で激しく踊るなど盛り上がっていました。
思いのほか演奏が上手くて驚きました。
今話題の認知症劇とは?
2階の講堂ステージで行われるポプラ劇団による認知症劇が始まる時間がきたためそちらへ移動しました。
シリアスな題材かと思いきや、劇そのものはとてもコミカルなお芝居でしたが、身内に認知症患者がいる私は、あるあると頷きながらも、観ていて少し辛くなるお芝居でした。
時間の関係で途中で席を外しました。
2階には、車椅子等の介護・福祉用品の展示や介護食の試食コーナー等があり、沢山の人で賑わっていました。
障害者就労継続支援B型の事業所「マルベリー工房」さんの活動とは?
そのような中、障害者就労継続支援B型の事業所「マルベリー工房」の方々が作っているシフォンケーキ、パウンドケーキの試食をする機会があったので1つ頂きました。
ふんわりと優しく柔らかなシフォンケーキの甘さと触感に「美味い!」のひと言。
種類が色々とあってどれを選ぼうか迷う程。また機会があれば是非、購入したいです。
予定では、屋台村で昼食を取りたかったところですが、中止になったので、どこか近くで食べようということになり、和気あいあいと話しながら歩いているとぽつぽつと雨が降ってきて、急に寒くなってきました。
「酸辣湯」を食べた感想
「何か温かいもの食べたいね」と言いながら歩いていると、中華屋さんの「酸辣湯」の電光掲示板の文字に3人の目が釘付けに。
みな知らないお店でしたが、飛び込むような形で入店。
勿論、注文は3人共に「酸辣湯」。
酸辣湯といえばラー油が浮いた真っ赤な画を思い浮かべますが、運ばれてきた器は白い餡が表面を覆っていてそのビュジュアルに驚かされました。
餡の底にタレが隠れているのでかき混ぜて食べるようにと店員さんから指示をされ、かき混ぜる度に真っ赤なラー油と酸味のある酢の香り湯気とともに立ち登り食欲をそそります。
辛さや酸味はそれほど強くありませんでしたがその熱々の餡が冷えた身体には最高の一杯でした。
飛び込みでしたがその味に、3人共に大満足なお店でした。
楽しい会話しながら帰途につきました。このようなイベントは会話の中で普段、事業所ではわからない、スタッフさんやメンバーさんの一面が見えて、触れ合えるいい機会だと思います。
もっと多くの人が参加してほしいです。
楽しかったです。
これからも積極的に参加していきたいです。